ベルリンの壁のモニュメント
不詳
所在地
竣工年
用途
作成者
素材No.
ベルリン
2000
モニュメント
樽谷敦
Photograph by:
Atsushi Tarutani / 200305
03
04
05
06
07
密実
Photograph by:
Atsushi Tarutani / 200305
コメント
茶褐色の毅然と立ち上がるコールテン鋼は、その奥にある風景・世界についての想像を完全に断ってしまう力強さがある。長さ約30m、高さ約6mのコールテン鋼の壁は、光の影響も周囲との関係性もなく存在しているように見える。しかしその深淵な重厚感は人を引き込むような詩情ある空気を持っている。それはけっして空虚の演出ではなく、密実に人・街に訴えかけるオブジェクトであろう。
(
樽谷敦
)
素材 No.
01
素材名
コールテン鋼
カテゴリー
金属
艶容
Photograph by:
Atsushi Tarutani / 200305
コメント
毅然としたコールテン鋼とは対照的に、光・周囲を鈍く反射させるステンレスの壁面は、反射とともにその中に映り込むオブジェクトを吸収してしまう効果を持つ。この2枚のステンレス壁によって断ち切られたベルリンの壁はその中に引き込まれ、映り込む現象はそれが永遠に続いていくかのような印象を与える。ここでは映り込みによる空間の拡張をみることができる。
(
樽谷敦
)
素材 No.
02
素材名
ステンレス
カテゴリー
金属