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荒田──建築家の自邸は、施主=自分というところが魅力的で、いろいろな実験が可能ですよね。ある意味、理想的なプロジェクトだといえるんじゃないかと思います。この本は、建築の設計の実験の他にも、住宅ローンの実験、ライフスタイルの実験、都市の実験という、大きく4つの実験を試みていて、その辺がすごく特徴的で面白いと思って紹介いたします。
松田──「新しい郊外」に括弧がついていて、積極的に郊外であることの有用性を使うというのは、新しい概念で面白いと思いました。
関連項目
『「新しい郊外」の家』
発行所:太田出版
発行日:2009年1月14日
著者:馬場正尊
判型:175×130mm
頁数:207頁
定価:1,554円(税込)